「直江紀行」は、直江兼続の足跡を巡って、いろいろなナイススポットを皆さんに紹介するもので、平成20年5月より広報よねざわに連載されたものを収録しています。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
第3回 雲洞庵の土踏んだか 新潟県南魚沼市 雲洞庵

 赤門をくぐると、本堂に向かって静寂の中に石畳が続きます。
赤 門

この石畳の下には、法華経が一石一字ずつ刻まれているそうです。
 石畳を踏みしめながらお参りすると、罪業消滅、万福多幸にあずかるという言い伝えから、「雲洞庵の土踏んだか」という言葉が生まれたんですって。
 

石 畳

本 堂
 近くにある関興寺には、大事なお経を味噌樽の中に入れて戦火から守ったという言い伝えから、「関興寺の味噌なめたか」の言葉も残っています。
 2つとも、頭が良くなる呪文みたいですね。

多くの参拝客が訪れて、お忙しそうだった雲洞庵のご住職の新井勝龍さん。
忙しい合間をぬって、私にも庵の歴史をお話しいただいたり、快く撮影を許可してくださるなど、とても親切にしていただきました。
雲洞庵ご住職  新井勝龍さん
宝物殿には兼続さんが出した禁制の高札(禁止行為のお触れ)が展示されています。

直江紀行トップへ
大河ドラマ「天地人」米沢市推進協議会